uma モケーレムベンベは実在する?

太い脚と長い首を持つというモケーレ・ムベンベ。

アフリカの密林のずっと奥に水をたたえるテレ湖に昔から存在し、原住民に怖れられてきました。
その姿はやがて文明人にも目撃され、古代獣ではないかと囁かれているのですが……。

スポンサーリンク

川さえ止める大型獣モケーレ・ムベンベ

赤道直下のアフリカ・コンゴ民主共和国。
発展するアフリカ大陸でも開発が遅れ、まだ未知の残る国です。

アフリカが暗黒大陸と呼ばれていた頃、白人がこの地に訪れ、怪物の噂を聞きます。

それは「川を堰き止めるもの」という意味のモケーレ・ムベンベでした。

カバとゾウの中間くらいの大きさで、ヘビのような長い首と尾があり、がっしりとした四本足で歩く。

それは完全に竜脚類の特徴と一致します。

原住民の話では数頭のモケーレ・ムベンベに畑を荒らされたとか、モケーレ・ムベンベを食べたとか、馴染みのある生物だったようです。

1776年、フランスの宣教師が円周90cmで三本爪の足跡が、歩幅2.4mでついているのを見つけたというのが最古の公的記録。

1920年にはスミソニアン博物館の探検隊が怪物の声を聞いたといいます。

文明人にも知られるようになったモケーレ・ムベンベですが、本格的な調査が始まるのはずっと後になります。

調査隊の光と影

1980年代になると、モケーレ・ムベンベは話題のUMAとしてフィーバーじみてきました。

各国がこぞってコンゴ奥地の探検に力を入れ始めたのです。

 

1983年には生物学者が水上に首と背中を出して泳ぐのを目撃します。

1985年にも探検家が目撃、写真撮影も行いました。

1988年には早稲田大学の調査団もコンゴ入りしており、成果はありませんでしたが、貴重なデータをたくさん入手しました。
各国の調査隊から目撃などもいくつか報告されました。

しかし、どうしても決定的な証拠が出せなかったのです。

90年代には日本のテレビ局の調査班が写真を撮ったとされましたが、これがヤラセだったことが判明します。

今も昔もマスコミの体質は変わっていないようです。

こうしたインチキも増えたため、モケーレ・ムベンベフィーバーは長続きせず、一時はまったく名前を聞かないUMAになってしまいました。

新種の大型哺乳類なのか?

「あの人は今?」みたいな存在になっていたモケーレ・ムベンベですが、近年になって開発も進み、テレ湖周辺まで行きやすくなったためか、モケーレ・ムベンベを捉えたという写真や動画が再び出てくるようになっています。

しかし、相変わらずはっきりしないものばかり……。伝えられている姿から、竜脚類のアパトサウルスではないかとされていますが、ゾウやサイという説も根強くあります。

ゾウは爪がありませんが、丸い足跡でサイズも一致します。

また、現地の目撃者に図鑑を見せたところ、全員がサイを指したという話もあります。

草原に棲むサイが密林に?

だとすれば、新種の大型サイ、またはサイのような何か、となります。

アフリカ中央部は今も太古の環境が残る一帯。

恐竜にいてほしいところですが、こちらの可能性は残念ながら小さいかもしれません。

スポンサーリンク

開発と研究のバランス

テレ湖の周辺では昔から怪物の噂があり、いろいろな名前で呼ばれています。
モケーレ・ムベンベはそのうちの一つで、中央アフリカには他種のUMAが存在する公算も実は高いのです。

恐竜ほどのインパクトはなくても、アンビーリバブルな生物が発見される期待が持てる土地でしょう。

貧しいアフリカは早急な開発を望んでいると思いますが、モケーレ・ムベンベたちを滅ぼしてしまう前に、学術的な調査をしっかりやるべきだと思ってしまいます。