umaが実在?人魚について

人間と魚のハイブリッドといえば人魚ですよね。

ですが、生物学的にはありえない生物です。

メルヘンの中で泳いでいるだけと思いきや、実在の証拠というのが意外と多いのも事実。

本当の人魚はメルヘンとはまったく違う、おぞましい生物だってご存知でしたか?

人魚物語と人魚のミイラ

西洋では泡になってしまい、日本ではロンソク作りでこき使われた、悲しい人魚の話。薄幸の美人というイメージの人魚は、ジュゴンやマナティなどの海牛類を見間違えたものだといわれています。

ブサイクなジュゴンを人魚と間違えるとは信じられませんが、泳ぐ姿は優雅でけっこう人魚に似ています。
想像の産物とされる人魚ですが、日本書紀にもその記載があり、聖徳太子も琵琶湖で遭遇したそうです。

人魚伝説は世界中にあり、人魚のミイラまで数多く存在します。
人魚ミイラはどれも怖ろしい姿をし、メルヘンの欠片もありません。

ほぼ作りものなのですが、リアル人魚とはあまりロマンスしたくないところです。

南海の半魚人は人魚か?

1943年、日本がインドネシアを占領していた頃、駐屯していた日本人が「オラン・イカン」を見たという記録があります。
現地語で人魚の意味があるオラン・イカンは体長1.5m。茶色の頭髪のようなものがあり、魚のような口、小さい耳、低い鼻で人間の顔のようにも見えるのだそうです。

ヌメヌメとした身体、手は水かきで、下半身はヒレではなく足になっているので、人魚というより半魚人に近いようです。
昔はこの辺でオラン・イカンが普通に目撃されていたらしく、漁網にかかることも珍しくなかったといいます。

今はどこかに消えてしまったのでしょうか?
オラン・イカンの正体はわかりません。

水生哺乳類の一種か、もしかすると水中で進化した人類の成れの果てなのかもしれないですね。

人魚愛はどこからくるのか

古来より海は未知のものでした。

地表の70%を占める海は、航海技術の低かった時代は、怖ろしい化物がウヨウヨいる場所だったのです。

さらに水。中に入れば呼吸ができず、底に何があるか確認できないというのは、もう恐怖の対象でしかなかったでしょう。海の魔物伝説はそういう心理から生まれたものです。
クラーケンやセイレーンもそうでしょうが、大航海時代になり、未知がどんどん解明されてゆくと、海の魔物の存在感は小さくなってゆきます。
ところが、この頃から目撃が多発するのが人魚です。ほとんどは見たことのない魚類や海棲哺乳類の見間違えでしょうが、人魚に対するロマンが多くの船乗りたちの心にあったためでしょう。
近年、ネットには人魚の動画が多く出回っています。

イスラエルで、スペインで、オーストラリアで、今も世界中の海岸に人魚が姿を見せているようです。

これだけの動画が出てくるのも、人間の人魚愛が強い証拠といえそうです。

 

人魚と人間は同類?

人魚映像はどれもよくできていますが、どうもフェイクであることが多いようです。

人魚の目撃談は実在を決定づけるまでは至っていません。
人魚を考えるなら、人間に目を向けみてはどうでしょうか。

目の前で自分の手を広げてみればわかりますが、親指と人差し指の間にちゃんと水かき(指の間の被膜)があるではありませんか。

これはご先祖様が水中で暮らしていた名残りです。
人間と人魚は実はずっと近いのかもしれません。

だから人魚は今も人の心から離れない存在となっているのではないでしょうか。