uma「ニンゲン」の正体とは!?

今一番ホットなUMA「ニンゲン」をご存知ですか?

「ヒトガタ」とも呼ばれるこの未知動物は、その姿のインパクトと謎めいた逸話が話題となり、またたく間に超有名UMAとなったのです。

それは日本のネットに投稿されたある書き込みから始まりました……。

ニンゲン登場の背景

 

2002年、大手掲示板の2〇ゃんねるに一通の投稿がありました。

「日本政府が行っている南極周辺海域での調査捕鯨では……」で始まる書き込みは、調査捕鯨の関係者から聞いた話という体裁をとり、驚愕の事実が書かれていました。

要約すると、捕鯨船はクジラ以外の生き物も調査していて、最近南極海で奇妙なものが目撃される。

それ」の大きさは全長数十m、真っ白で、水中から現れる。

人工物ではなく生き物のようだ。近づくと逃げる。

「両手両足がある」「5本指の手、足はヒレ」「人の上半身が連結している」などの形で、調査員は「人型物体」と呼んでいる。

夏の夜によく現れる。

調査捕鯨は国際捕鯨委員会に提出した計画以外のことはできず、調査ができない。

公表すると調査捕鯨の信憑性が怪しまれるから困っている。といった内容です。

 

これが好奇心旺盛なネラーたちを刺激し、たくさんの画像も作られました。

 

「北海道で見た」「夜中に田んぼで見た」など嘘くさい話も加わり、認知度を広げてゆきます。

その後オカルト雑誌に取り上げられ、ニンゲン、ヒトガタ、などと呼ばれるようになったのです。

 

各地に出没しているニンゲン

これだけだとネットのデマから広まった面白話で済んでしまうのですが、なんと目撃例は南極に人類が進出した頃からあり、ニンゲンがただの与太話ではない可能性も出てきたのです。

 

1958年、日本の宗谷丸が猿のような顔の大型動物と遭遇し、南極ゴジラと名付けています。

 

さらに2002年11月、グーグルアースでアフリカのナミビアに近い海でニンゲンが泳いでいるのが確認されたという情報が飛び込み、ニンゲンの実在が俄然信じられるようになってゆくのです。

 

その後はニンゲンの動画もネットにいくつも投稿されます。

それらを信じるなら、どうやらニンゲンの生息地は南極海に限らず、南洋から北極海、ポーランドの陸地と神出鬼没。

 

形状もまちまちなのです。

 

ニンゲンとはいったいどんな生物なのでしょうか。

ニンゲンは生物?現象?

ニンゲンはとにかくつかみどころのないUMAです。

話題になったのもニンゲンの形状が「人気アニメに登場する超常的な謎の敵・使徒に似ている」ところが大きかったようです。

そのせいか、ニンゲンは未知動物というよりも、ずっと神的なイメージがあります。

 

生物学的に考えるなら、クジラの亜種、あるいはクジラの奇形と見るのが自然でしょう。哺乳類のクジラには今も手足の名残があります。

尾てい骨のある人間に時々しっぽのある子供が生まれる事例がありますが、同じようにヒレが手足に見えるクジラも生まれる可能性はあります。

また別に、捕鯨というデリケートな問題に絡む陰謀なのではと囁かれることまであるようです。

ニンゲンは事実というより現象に近い気がします。この辺が他のUMAと一線を画しているといえるでしょう。

21世紀の新UMAなのか

ニンゲンは都市伝説型UMAといわれます。

情報源がネットという現代型の情報拡散ツールであり、話そのものも伝聞に過ぎません。そこから世界中に広まったのです。

やや古い話ですが、日本で口裂け女が広まった頃、やはり各地で目撃例が報告されました。

詳細なストーリーが組み立てられ、リアリティも増したのです。

ニンゲンと口裂け女のブームはよく似ています。

 

新世紀のUMAの先駆けなのかもしれませんね・・・