【UMA】スカイフィッシュが墜ちた!

「持ち上げるだけ持ち上げて、無慈悲に落とす」はマスコミの常ですが、そんな憂き目に遭ったのがスカイフィッシュです。

やたらとメディアに取り上げられ、一般人にも広く知られたにも関わらず、『ただの虫』と落ちがついてからは、すっかり忘れられたような存在になってしまいました。
その栄光と挫折を追ってみましょう。

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スカイフィッシュとは?

スカイフィッシュについては皆さんもよくご存じでしょう。

海外では「ロッド(サオ)」「フライングロッド」などと呼ばれます。

 

話題となったのは90年代後半から00年代にかけてでした。

  • 竿のような細い胴体は半透明で、側面に羽のようなヒラヒラがついた体型
  • 大きさは数十cm~2m

中には20~30mのスカイフィッシュもいると言った研究者もいました。

 

洞窟などにいるイメージですが、世界中に分布しており、あまりにも高速で飛ぶために肉眼では見えず、カメラ映像をスローにしてようやく確認できるというスピードスターです。

 

スカイダイビングの名所となっている中米の縦洞窟にたくさんいるということで、日本のテレビ番組も現地まで赴き、捕獲作戦を敢行したりしていました。

結局は捕獲できませんでしたが、メディアの力によってその存在は世界中で周知となり、一躍UMA界のセンターにのし上がったのです。

 

正体は虫!剥がれたメッキ

この奇妙なスカイフィッシュについて様々なことが言われていました。

  • 『新種の生物だ』
  • 『古代のアノマロカリスが進化したものだ』
  • 『いやいや、宇宙から来た生物に違いない』

メディアが勝手に盛り上がる一方、UMAフリークの間では、当初から懐疑的に見る人も少なくありませんでした。
明らかに空を飛べる体型ではないし、羽を動かす筋肉もないようです。

 

いくら半透明で高速でも、世界中を飛んでいるのに誰もこれまで気づかなかったというのも無理があります。
そして否定の決定打となったのが『どこにでもいる虫でしょ』説です。

 

ハエなど高速飛行する羽虫をカメラ撮影すると、動いている間が長く引き伸ばされてしまうモーションブラー現象というのが起こります。

歩いている人間でも起こる現象ですね。

 

証拠として飛んでいるハエを撮影すると、スカイフィッシュ映像とまったく同じものが撮れるのです。

これもテレビで報じられ、スカイフィッシュは一気に怪しくなっていきます。

 

翼の折れたスカイフィッシュの末路は?

スカイフィッシュはほぼ完全否定されたUMAです。

1993年に有名なネッシー写真の一枚が嘘だったと発覚しましたが、ネッシーは他の証拠も膨大にあり、現在も研究・調査されています。

 

しかし、スカイフィッシュは捕獲もされず、死骸も見つからず、映像だけの未知生物。

映像が嘘であれば、すべてがひっくり返ってしまうのです。

 

この辺は下積みの長い大御所ネッシーと、新参アイドル・スカイフィッシュの差ですかね。

虫なら世界中にいて、気づかれなかった説明もつきます。

 

ここまであっさりと否定されたUMAはスカイフィッシュくらいでしょう。

日本では六甲山がスカイフィッシュの名所だそうです。

 

『虫が多いだけじゃねーか』というのは置いといて、スマホでも撮影可能です。

一度ネタでスカイフィッシュ撮影に挑戦してみても面白いかもしれません。

 

インスタ映えするかどうかは微妙ですが。

 

まとめ

カメラでしか捉えられないスカイフィッシュは、現代型のUMAといえそうです。

科学技術の発展は未知やオカルトを否定するものですが、新たな謎を生み出すこともあります。

 

今後も第二・第三のスカイフィッシュ的UMAが登場し、また我々を楽しませてくれるに違いありません。

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