ニホンオオカミは秩父で目撃情報あり?

ニホンオオカミは秩父で目撃情報あり?

オオカミはどこか威厳があり、とても美しい動物です。

日本にも1905年までニホンオオカミという固有種がいました。

 

近代化の煽りを食らって住む場所を追われ、絶滅したといわれています。

本当にそうなのでしょうか?

 

では、現在も時々報告されるオオカミの目撃はどういうことなのでしょう。

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ニホンオオカミとは?

説明するまでもありませんが、ニホンオオカミは日本にいたオオカミです。

オオカミは古来「大神」であり、昔話にもよく登場します。

 

オオカミへの畏怖は世界共通で、どこでも神格化される傾向があるようです。

動物園のオオカミは確かにカッコいいですしね。

 

日本にもかつてはニホンオオカミとエゾオオカミがいました。

しかし、1905年の1月に奈良県で捕獲されたのを最後に、ニホンオオカミはぷっつりと消えてしまいます。

 

エゾオオカミも1880年代に滅んだといわれており、日本からオオカミが消えて100年以上が経ちます。

 

ニホンオオカミは体長1mほど。

30cmの尾があって、中型の日本犬くらいだそうです。

 

耳が短いという特色があります。

国立科学博物館にはく製があるのですが、動物園で見るタイリクオオカミとはだいぶ違い、薄汚い野良犬といった風体です。

 

「これじゃない」感バリバリでガッカリしますよ。

 

オオカミ調査はなぜ行われない?

実は1910年に福井県や群馬県でニホンオオカミが捕らえられたという記録はあるのですが、不確実であるとノーカンされており、「過去50年間生存が確認されない種は絶滅」という環境省ルールにより、ニホンオオカミは絶滅種になりました。

 

ところがです。

今もなお『山でオオカミを見た』という人がたまに現れます。

 

それはタヌキの幼獣や、キツネの誤認の可能性もありますが、すべて間違いなのでしょうか。

1996年、埼玉県秩父で。

2000年には大分で。

 

ニホンオオカミが撮影され、オオカミ研究の第一人者から『ニホンオオカミの可能性が高い』と認められた上で公開されたことがあります。

でも、ツチノコ的な話題にしかなりませんでした。

 

『山に住み着いた野良犬でしょ』と鼻で笑われ、しっかりした調査にも繋がらなかったのです。

そんな謎の「オオカミなんか日本にいない」勢力によって、貴重な機会が失われてしまいました。

 

オオカミは先進国日本でも生きられる!

はく製を見る限り、ニホンオオカミには誰もがイメージするオオカミの雰囲気は確かにありません。

オオカミオオカミしていないオオカミです。

 

『犬だ』と言われれば納得するでしょう。

ニホンオオカミといわゆる山犬(野犬)は区別がつきにくく、「ニホンオオカミは滅んだ」という先入観もあり、見落とされているのかもしれません。

 

実はニホンオオカミなのに、山犬扱いされているだけという可能性もあるのです。

『日本にはオオカミが暮らすだけの大自然はもうない』という意見もあるでしょう。

 

しかし、そのオオカミはカナダとかシベリアの広大な土地を疾走するタイリクオオカミがイメージで、ニホンオオカミは日本の貧相な山に合わせたガッカリオオカミです。

日本の自然環境で足りないということもないでしょう。

 

今もニホンオオカミが生きてゆける余地はじゅうぶんあると思うのです。

いつか山犬に紛れたニホンオオカミが見つかる日が来るかもしれません。

 

ニホンオオカミのまとめ

ニホンオオカミの目撃はあるのですが、エゾオオカミの目撃は聞きません。

北海道のほうがオオカミも暮らしやすそうですが、こちらは完全に滅んでいるようです。

 

エゾオオカミとヒグマの対決、迫力ありそうなのに……。

ちなみにエゾオオカミのほうがニホンオオカミより大型で、オオカミっぽいです。

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