【UMA】台湾の河童?モシナ

【UMA】モシナは台湾の河童?!

観光でも人気の台湾には、日本の河童に似ている「モシナ」という妖怪がいるのだそうです。

伝承の存在なので未知動物という点ではふさわしくないかもしれませんが、モシナは映像にも残されていて、現実的に被害も出ているといいます。

 

その性質は河童のような愛嬌がなく、悪戯が過ぎるみたいですね。

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モシナとは?

モシナは漢字にすると「魔神仔」

字面からして友好的に思えません。

 

姿は子供のようで、赤い肌もしくは赤い服。

頭頂部が薄いという特徴があります。

 

台湾の民族学者も『頭の薄い部分は皿だろう。日本の河童と同種』という見解を出しており、東アジアに見られる河童系の伝承のひとつと考えられます。

UMAではなく妖怪、精霊の類でしょう。

 

悪さはよくするそうで・・・。

  • 人を沼に引きずり込む
  • 誘拐
  • 人に化けて騙す

天狗や狐狸のような特性も備えています。

台湾では2千年前から語り継がれていると考えられ、河童の歴史を探る手掛かりにもなりそうですね。

 

しかし、ただの言い伝えとも言い切れません。

モシナが関与したと思われる不思議な事件が、近年も報告されているからです。

 

例えば2015年製作の台湾映画「紅衣小女孩」は、実際にモシナに遭遇した事件が発想となっています。

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人間を操るモシナの恐怖!

「紅衣小女孩」の事件の概要はこうです。

「ある家族が台中市の郊外でホームビデオを撮っていたところ、たまたま赤い服の少女(モシナ?)が写り込んでしまう。それから家族には不幸な出来事がたえず降りかかるようになった」というもの。

 
映画ではモシナの呪いという感じで、貞子テイストまで入れて、ちょっとトバシすぎた話になっていますが、この家族が撮った映像は今もネットなどで見ることができます。

また、2014年には足の不自由な老婆がモシナに連れ去られ、老婆がとても行けない3kmも離れた場所で発見されたという事件もあります。

 

防犯カメラには歩くのも困難な老婆が突然狂ったように走り出した様子が写っていたそうです。

これらの事件はモシナの仕業というよりも、モシナのせいにしただけという気もしますが、それだけ台湾におけるモシナの存在が大きいのでしょう。

 

モシナは人になれなかったサル?

モシナに似た物語は中国・福建省にも見られます。

台湾には福建省から多くの人が渡ってきており、モシナも出自は中国のようです。

 

その後台湾は日本の統治下に置かれるわけですが、モシナに日本の河童や天狗などの妖怪譚がミックスされて、現代のモシナになっている気がします。

台湾に近い沖縄にも「キジムナー」という妖怪がいて、体が赤いという特徴があり、モシナに近い存在です。

 

河童で有名な岩手の遠野市でも『河童は赤膚』とされています。

この辺の繋がりを探ってゆくと、根はひとつなのかもしれませんね。

 

前述した台湾の学者は『モシナは人と自然の関係を気づかせてくれる存在』と言っています。
ロマンチックな見解です。

その学者は一方で『人間に進化しきれなかったサルと昔共存していた記憶かも』という面白い説も提出しています。

 

半人半猿のモシナは、人間に嫉妬して悪さを繰り返している「なりそこない」ということでしょうか。
だとしたら、ちょっと悲しい話です。

 

モシナのまとめ

妖怪や化物の話は、動物をモチーフにしていることもあります。

モシナの話も、滅びた旧人類が原型となっているのかもしれません。

 

そういえばカッパはげのサルは見たことないし、頭頂部の薄さは人間に近づいたモシナを含む我々人類の避けられぬ宿命なのか……。

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