uma-ミネソタアイスマンは行方不明?

アルプス地方では凍ってミイラになった古代人が時折発見され、「アイスマン」と呼ばれています。

 

1967年にベーリング海峡の氷塊から、同じように氷漬けの人間が発見されたのですが、これがどう見ても人間とは思えない獣人の死体だったのです。

ミネソタアイスマンと名付けられた獣人の正体はなんなのでしょうか……。

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ミネソタアイスマンとは?

1960年代のことです。

アメリカでフランク・ハンセンという興行師が、「氷河期から来た男」と喧伝してカーニバルで見世物にしていたのが、今回紹介するミネソタアイスマンです。

 

発見年や発見場所については、ハンセンがそう宣伝していただけで、別にミネソタ州の山でハンセンが見つけて射殺したとも証言しており、うさん臭さプンプンと言わざるを得ません。

 

氷漬けになったその男(オス?)は身長が約1.8m。

10cmもある暗褐色の体毛が全身に生え、右手を腹部に当て、左手を頭の上にかざしているポーズをしていました。

 

一見するとゴリラのようにも見えますが、ずっと人間に近いイエティとか旧人というイメージです。

ともかく、この氷河期マンで荒稼ぎしたハンセンですが、話題になったことで「本物かどうか」鑑定することになったのですが……。

 

本物と断定!その後行方知れずに

ミネソタアイスマンの調査に乗り出したのは、動物学者のアイヴァン・サンダーソンとベルナール・ユーベルマン。
UMA界の御用達学者というような二人です。

最初に気づいたのは、ミネソタアイスマンを入れていた容器から哺乳類特有の臭いがすることでした。

 

作り物だとしたら芸の細かい話ですが、二人はこの時点で「本物らしい」と傾いてゆきます。

さらに左腕が骨折していること、左目の下から出血していることも判明しました。

 

そうした結果から「未知の類人猿の本物の死体」と結論されたのです。

ただし、ハンセンにとっては大事な金のなる木であり、対象を傷つけるような厳密な調査をしたというわけでもなく、ほとんど観察だけで導いた結果でした。

 

それでも二人の学者が認定したとあって、全米で大ニュースとなります。

しかし、調査が簡単すぎるので、懐疑派も多くて以下のような声が出ています。

 

  • 『人形だ!』
  • 『普通のサルでしょ』
  • 『射殺された人間ではないか』

 

など非難も轟々。

嫌気がさしたのか、その後ハンセンとミネソタアイスマンは人前に出ることがなくなってしまったのです。

 

数十年を経て世に出たアイスマン!

行方がわからない以上調査もできず、ミネソタアイスマンの正体は謎のままです。

興行の見世物ですから、偽物・作り物の可能性は高いでしょう。

 

後に再登場したハンセンは『興行中は傷つけないように偽物を見せていた』と言ったそうです。

そうだとしたら、本物も別にあったということになり、混乱の原因となっています。

 

やがて、ミネソタアイスマンもハンセンの手を離れ、すっかり忘れられてしまうのですが、なんと2012年にアイスマンをオークションで買ったという人が、画像をネットに公開して再燃したのです。

 

「ついに正体が!」と期待されたのも一瞬、今も再調査されたという話は聞きません。

 

情報はまた途絶え、作り物だったのか、ミネソタ山中で射殺されたビッグフットだったのか、それとも憐れな誰かの遺体だったのか、もうはっきりしません。

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まとめ

ミネソタアイスマンは今もどこかにいるはずです。
未来に意外な場所からヒョイと出てきて、何これ?……と未来人を驚かせるかもしれません。
そのときはきちんと調査されて、正体が判明するのを祈るしかないようです。