鳥が人を襲うというヒッチコック映画「鳥」。
なんとも怖い話ですが、これが鳥ではなくカチカチと口ばしを鳴らす古代の翼竜だったとしたら、恐怖は倍増どころではありません。
アフリカではコンガマトーと呼ばれる翼竜が今も人を攻撃しているようです。
アフリカの空を翼竜が翔ぶ

「アフリカの湿地帯に、人を襲う翼竜コンガマトーが生存している」
1920年代に出版された「アフリカ見聞録」みたいな本にそう書かれていました。
この生物はアフリカの中心部、赤道直下の国々で目撃されており、ガゴウラ・ゴウとかバジ・クイとかアイラリとも呼ばれているそうです。
コンガマトーはザンビアの言葉で「船を壊すもの」の意味だとか。
翼長は2m以上、羽毛のないコウモリのような翼、鋭い歯がビッシリと生えた異様に長い口ばし。
それはプテラノドン(プテロダクティルス種)とそっくりです。
特徴的なのは人を襲うというところ。
現地でも非常に獰猛な生物とされていました。
プテラノドンにしては少々こじんまりした印象ですが、襲われたら絶対泣きますね。
学者が襲われ、観察もしている?
1932年、オカルト界では有名な動物学者アイヴァン・サンダーソン(オーパーツという言葉を作った人です)がコンガマトーに襲われました。
カメルーンの調査中に空から襲撃され、川に飛び込んで難を逃れたそうです。
「翼長は3.5m。長い口ばしをカチカチ鳴らして襲ってきた。喉の下に肉垂れがあった」と述べています。
博士はコンガマトーを銃撃し、それは川に落ちたそうですが、既に流されていたというUMAの話によくあるオチで、証明できませんでした。
1956年、ザンビアで二頭のコンガマトーが目撃され、体長140cm翼長100cmで長い尾と尖った頭だったと報告されています。
その翌年には同地で、大きな鳥に襲われて病院に担ぎ込まれた患者までいたそうで、それは翼竜のような生き物だったそうです。
著名な動物学者も襲撃され、観察されたぐらいですから、それらしい生物がいる確率は高いでしょう。
本当に太古の翼竜なのでしょうか?
新種のコウモリVS小型翼竜
翼竜説の弱点は、「鳥との競合に勝てない」ということです。
意外と鳥は高性能なので、爬虫類の翼竜は今の時代生きてゆけないというわけです。
では、コンガマトーはなんなのでしょう。
アフリカに棲むサイチョウ、オオコウモリの誤認または新種という説が挙がっています。
羽毛のない翼は目撃談に共通しているようで、コウモリの可能性が大でしょう。
しかし、コウモリでは長い口ばしの説明がつきません。
そこで翼竜説に戻りますが、翼竜とおぼしき生物の目撃はアメリカにも多くあります。
また、インドネシアやニューギニアにも翼竜らしいUMAがいるそうです。
プテラノドンの化石は主に北アメリカで見つかりますが、北海道でも見つかっています。
けっこうどこにでも棲めそうな、タフな生き物なのかもしれません。
アフリカの奥地で、小型化して生き残っていることも期待していいと思うのですが。
プテラノドンの目撃と記憶
翼竜らしき生物はどこでも見られます。
前述したアメリカ、フィリピン、インドネシア、ニューギニアの国々での目撃。
過去に目を向ければ、インディアンの伝承にあるサンダーバードも大きな鳥(翼竜?)ですし、欧州のワイバーン(RPGの常連ですね)の特徴とも合います。
人間はかつて世界中で、実際にプテラノドンを見たのかもしれません。
その末裔が世界にまだ点々と残されているとしたら、コンガマトーもいつかは動物園の檻の中から、目つきの悪いハシビロコウみたいに客を睨みまくるのでしょうか?
う~ん、迫力ありそうです。
ちなみに大人気RPGのFFにもコンガマトーは登場しています
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